北海道大学大学院の手話翻訳AIが進んでいる

投稿日:2019/04/06

始めに

こんにちは,今回は2回目の手話認識技術の話です.
1回目はこちらの記事でまとめています.

さて,今回は手話認識といえども「日本語の」手話認識の研究開発についてです.
「人間ってナンだ?超AI入門」というNHK番組があり,そのシーズン3第1回の放送で取り上げられており,そこで知りました.
この手話認識技術は,札幌市・北海道大学大学院を含む産学官連携による「AI×手話プロジェクト」により進められているようです.

【参考】
[1]人間ってナンだ?超AI入門
[2]産学官連携 AI×手話プロジェクト | SAPPORO AI LAB
[3]産学官連携による「AI×手話プロジェクト」の開発報告会を実施します | SAPPORO AI LAB
[4]機械学習を用いた手話認識 | 北海道大学大学院情報科学研究科情報理工学専攻 自立系工学研究室

demo

【図1】
クリックで拡大表示されます。

どんなデモイメージ?

「人間ってナンだ?超AI入門」で取り上げられていたデモ映像では,ドラッグストアで手話ユーザと健聴の薬剤師がやり取りしている場面であり,図1(参考[2]より引用)そのものでした.
つまり,
●手話ユーザの手話を認識して文章に変換.
●モニターに文章が表示され,薬剤師が読む.
●薬剤師が口話(口言葉)で話し,音声認識により文章に変換.
●モニターに文章が表示され,手話ユーザが読む.
…といった流れです.
音声認識の文字起こしは既にありましたが,手話の文字起こしが入ることで,手話ユーザとのスムーズな対話が可能になっています.

今後の展望

「人間ってナンだ?超AI入門」に出演していた関係者によると,表情や文脈推定などをAIの入力とすることで会話の意図の推測を踏まえたより人間的な会話の解釈ができる可能性はあるということでした.

今後研究が継続されるかという明確な情報は見つかりませんでしたが….

まとめ

知らぬところでいつの間にか研究が進められていましたねw
わざわざ筆談を用意する必要のない社会になると,手話ユーザと非手話ユーザの間でのコミュニケーション方法の選択の幅が広がるので,ぜひともより進展があるようプロジェクトを継続していただきたいですね.

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